金井 俊文

(かない としふみ)

ハンガリーの首都ブダペストを本拠とし、ハンガリー・ソルノク市立交響楽団レジデント・コンダクターとソルノク市立劇場首席客演指揮者を兼任。

 

2016年、アラム・ハチャトゥリアン国際指揮者コンクールにて特別賞をエリザベート・ペンデレツカ女史(ポーランドの巨匠作曲家クリシュトフ・ペンデレツキ夫人)より受賞。その後、ポーランドで再びペンデレツキ夫妻臨席の中、ペンデレツキ作曲「弦楽のためのシンフォニエッタ」を指揮。作曲家とオーケストラから、”難曲で知られる同作品が今夜ほど完璧な形で演奏されたことはなかった”との賛辞を受けた。

また、2019年にはドイツのベルリン・フィルハーモニーにて、「ベルリンの壁崩壊30周年平和祈念コンサート」の指揮者に抜擢され、ベルリン交響楽団とベートーベンの交響曲第9番を演奏しメディアで話題となった。

 

2019年群馬県上毛新聞社より「上毛芸術文化賞」、2020年には在ハンガリー日本大使より音楽家としては初の「在外公館長賞」を授与された。

 

これまでに、ハンガリー国立歌劇場管弦楽団、ハンガリー・ブダペスト交響楽団をはじめとするハンガリーの主要交響楽団の他に、ベルリン交響楽団、フィンランド・クオピオ市交響楽団、シンフォニア・クラコヴィア(ポーランド)、アルメニア国立交響楽団、ルガーノ・パーカッションアンサンブル(スイス)などと共演している。多くの音楽祭にも出演しており、ベルリン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ハンガリー国立歌劇場のソリスト陣、ハンガリー国立合唱団やハンガリー国立民族舞踏団らと共演。また、ピアニストのフジコ・ヘミング氏のハンガリー公演において、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番を共演した。

 

桐朋学園大学音楽学部と洗足学園音楽大学大学院で学び、ハンガリー国立リスト音楽院大学院指揮科を史上初の外国人卒業生として最優秀の成績でディプロマを取得し卒業。

卒業後、ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場にて、ライフワークであるウィーン・ハンガリーオペレッタ作品の上演と研究の研鑽を積む。

これまでに指揮を秋山和慶、瀬越憲、山本七雄、A.メドヴェツキー、A.リゲティの各氏、またクルト・マズア、ヨルマ・パヌラ両氏の指揮マスタークラスでも研鑽を積んだ。

日本指揮者協会会員。